Geek-Side

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2005/08/28
coLinux-0.6.3-pre13

coLinux のインストールと起動

ページ内索引
coLinuxのインストール
coLinuxの起動ファイルの設定
ディスクイメージのマウント
ハードディスクのマウント
cofsの利用
coLinuxの起動
coLinuxのWindowサービス化

coLinuxはWindows上でLinuxを動作させる事の出来るソフトです。
同種のソフトとしてはCygwin等が有名ですが、coLinuxではLinux向けのソフトをそのまま動作することができます。 アプリケーションの開発環境や、各種サーバ設定のテスト等、用途が広がってきています。
また、動作させるディストリビューションとしてGentoo linux を選択する事が出来ます。

今回インストールを行うマシンのスペックは次の通りです。
マシンIBM ThinkPad X24
OSWindows XP Professional Edition SP2
CPUIntel Pentium3 1.13GHz
メモリー640MB
ビデオカードATI Mobility RADEON

本家ドキュメントの内、Gentooを稼動させるためのcoLinux設定方法が有志の方により翻訳、公開されています。 こちらも是非ご覧ください。


coLinuxのインストール

今回使用するインストールファイルは正式リリース版ではないスナップショット版ではありますが、 主にバグフィックスがなされていると言うことなので、積極的に使用する事としました。 (ダウンロードはcoLinuxの公式サイトから)
また、coLinuxのダウンロードサイトへ行き、 rootファイルシステムのディスクイメージをダウンロードします。
  • stable-coLinux-20050524・・・インストールファイル
  • Gentoo-colinux-stage3-x86-2004.3・・・rootファイルシステムディスクイメージ
rootファイルシステムは解凍する必要があります。解凍すると2G程にもなるので、気をつけてください。

また,http://gniarf.nerim.net/colinux/swap/から swapファイルのディスクイメージ をダウンロードできます。
上記ダウンロードサイトでは、swapファイルのファイルサイズがファイル名でわかるように、名前がつけられています。
例えば swap_1024Mb.bz2 は1024Mb のファイルサイズという事になります。 このファイルも解凍する必要があります。

ダウンロードしたstable-coLinux-20050524 をダブルクリックするとインストールが開始されます。
(1)
coLinuxインストール画面1

coLinuxインストール画面1
インストールファイルをダブルクリックすると、本画面が現れます。
(2)
coLinuxインストール画面2

coLinuxインストール画面2
ライセンスについてです
(3)
coLinuxインストール画面3

coLinuxインストール画面3
ネットワークの接続方法としてはTAPを使用したブリッジ接続を利用する事とします。
ここでTAP WIN32ドライバーを選択するようにします。
(4)
coLinuxインストール画面4

coLinuxインストール画面4
coLinuxのインストール先は c:\program files\colinux としました。
(5)
coLinuxインストール画面5

coLinuxインストール画面5
(6)
coLinuxインストール画面6

coLinuxインストール画面6
(7)
coLinuxインストール画面7

coLinuxインストール画面7
TAP-WIN32ドライバーのインストールについて、警告が表示されます。
それでもTAP-WIN32を使用したい場合は「続行」を押します。
(TAP-WIN32ドライバーを随分使い続けていますが、今のところ障害に出会ったことはありません。)
(8)
coLinuxインストール画面8

coLinuxインストール画面8
以上でcoLinuxのインストールは終了です。

coLinuxの起動ファイルの設定

coLinuxの設定ファイルはインストールディレクトリの下にある default.colinux.xml を元に作成します。
ここでは、このファイルをコピーし、ファイル名を gentoo.colinux.xml とします。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<colinux>

<!-- "path"の部分に 解凍したrootイメージのファイル名をフルパスで指定します。-->
<block_device index="0"
path="\DosDevices\c:\Program Files\coLinux\Gentoo-colinux-stage3-x86-2004.3" enabled="true" />

<!-- "path"の部分に 解凍したswapイメージのファイル名をフルパスで指定します。-->
<block_device index="1" path="\DosDevices\c:\Program Files\coLinux\swap_512Mb" enabled="true" />

<!-- bootパラメータを指定します。 -->
<bootparams>root=/dev/cobd/0</bootparams>

<!-- カーネルイメージの場所を指定します。 -->
<image path="vmlinux" />

<!-- 起動用 RAM diskの場所を指定します。 -->
<initrd path="initrd.gz" />

<!-- coLinuxに割り当てるメモリ量を設定します。単位はMbyteです。-->
<memory size="256" />

<!--ネットワークドライバとしてTAPを使用する場合の指定です。-->
<network index="0" type="tap" />

<!--ハードディスクにLinux用のパーティションが存在する場合、
以下のように指定するとマウントできます。-->
<block_device index="2" path="\Device\Harddisk1\Partition4" enabled="true" />

<!--cofsを利用する場合は以下のように指定するとマウントできます。-->
<cofs_device index="0" path="\DosDevices\f:\" type="flat" enabled="true" />
</colinux>

ディスクイメージのマウント

上記例では、解凍したrootイメージのファイルをC:\Program Files\coLinux\Gentoo-colinux-stage3-x86-2004.3
swapイメージのファイルをC:\Program Files\coLinux\swap_512Mb に置いてあるものとしています。
また、coLinux内では rootイメージファイルは /dev/cobd/0 swapイメージファイルは /dev/cobd/1
として認識されます。末尾の数字は 設定ファイルの "index" で指定された値です。

ハードディスクのマウント

上記ではハードディスクのパーティションをマウントするよう指定していますが、path は \Device\Harddisk1\Partition4 のようにハードディスクとパーティションの位置を数字で指定します。
この数字の指定を確認するためには Windowsの diskpart コマンドが便利です。

diskpartコマンドを実行します。
C:\>diskpart

ハードディスク番号を表示します。
DISKPART> list disk

ハードディスク番号1のパーティション番号を表示します。
DISKPART> select disk 1
DISKPART> list partition

cofsの利用

cofs とは, coLinuxが起動するホストOSのパーティションを coLinux からマウントできる機能です。
これでWindowsのファイルをcoLinuxから見る事ができ、大変便利です。
上記例ではFドライブをcofsでマウントするよう指定しています。
coLinuxを立ち上げた後に、以下のコマンドでホストOSのディレクトリをマウントします。
#マウントするためのディレクトリを作ります。
# mkdir /mnt/windows

#マウントします。
# mount -t cofs cofs0 /mnt/windows

coLinuxの起動

Dosプロンプトを立ち上げ coLinuxを起動します。

#coLinuxをインストールしたディレクトリに移動します。
cd c:\program files\coLinux

#coLinuxを起動します。
colinux-daemon.exe -c gentoo.colinux.xml

上記のように -c オプションの後に、設定ファイルを指定します。
設定ファイルの名前を変更している場合は、この部分も変更する必要があります。

上記コマンドを記述したバッチファイルを作成しておくと、coLinuxの起動が楽に行えます。
coLinuxを起動すると、コマンドプロンプトと以下のコンソール画面が立ち上がります。

coLinux起動画面

coLinux起動時のコンソール画面

起動後は、ユーザーが root 、パスワードも root でログインできます。

coLinuxのWindowサービス化

coLinuxをWindowsサービスとして自動的に起動する様に設定します。
(この機能はcoLinuxのバージョン0.6.1以降であれば、使用可能です。)
Dosプロンプトを立ち上げ 以下のコマンドを実行します。

C:\>cd c:\Program Files\coLinux
C:\Program Files\coLinux>colinux-daemon.ext -c "c:\Program Files\coLinux\gentoo.colinux.xml" --install-service
以上で coLinux をサービスとして利用できます。
サービスの起動や停止は スタートメニューから 「設定」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」で 「Cooperative Linux」を選択し、設定します。
また、Windows起動時に自動的に起動させることもできます。
Index
coLinuxのインストールと起動
coLinuxのネットワーク設定
VNC のインストールと基本設定
xinetdによるVNCの起動
coLinux のアップデート(0.6.2編)

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