ファイル転送をするにはWEBDAVがあるので、FTPはいらないと思っていました。
しかし、使う側としては
FTPサーバーにはvsftpdやproftpd等選択肢がありますが、ProFTPdを選択しました。
理由としては、
$ emerge -v net-ftp/proftpd
インストールされたProFTPDのバージョンは1.2.10 でした。
インストールが完了すると、/etc/proftpd/proftpd.conf.distrib というファイルが
作成されています。このファイルを元にProFTPDの設定ファイル proftpd.conf を作成します。
$ cp /etc/proftpd/proftpd.conf.distrib /etc/proftpd/proftpd.conf設定ファイルの内容は下記の通りです。
#ServerTypeにstandaloneを指定している時の最大クライアント接続数
MaxInstances 30
# ProFTPDを動作させるユーザーとグループを指定します。
User nobody
Group nogroup
# ユーザーがログインしたときのルートディレクトリを指定します。
DefaultRoot ~
#ファイルへの上書きを許可します。
AllowOverwrite on
# ファイルのアクセス権変更を行う事を禁止しています。
<Limit SITE_CHMOD>
DenyAll
</Limit>
# <Anonymous ~ftp>から</Anonymous>の間にAnoymous FTPに関する設定を指定します。
# Anoymous FTPとして使用するディレクトリを、ユーザー 'ftp' のホームディレクトリとして
# 設定しています。
<Anonymous ~ftp>
#接続ユーザーのユーザーとグループを指定しています。
User ftp
Group ftp
# anoymous でログイン時に ftp でのログインとみなす
UserAlias anonymous ftp
# 最大クライアント接続数
MaxClients 10
# ログイン時に表示されるメッセージを記述したファイル名を指定します。
DisplayLogin welcome.msg
# 初めてディレクトリに移動したユーザーに表示するメッセージを記述した
# ファイル名を指定します。
DisplayFirstChdir .message
# ファイルへの書き込み、新規作成、削除を禁止しています。
<Limit WRITE>
DenyAll
</Limit>
</Anonymous>
#/etc/shellsにシェルが記述されていないユーザのログインを許可します。
RequireValidShell off
・RequireValidShell offUSER ftp (Login failed): Invalid shell: '/bin/false'このログは /bin/false がログインシェルとして不正であると言うログです。
ftp:x:21:21::/home/ftp:/bin/false上記例では、ユーザー ftp のログインシェルは /bin/false です。