IT業界の選択肢

2007–11–13

各所で話題になってるIT業界不人気の記事。 コミュニケーション能力の必要性とかなんてのは、経営層の人から散々聞かされてきた内容で、 新しさもなく何とも思わなかったけど、記事では触れられてない部分で、 プログラム技術がいらないっていってたそうで。 なんか同じIT業界なのに遠い世界の話みたいで、まったく理解できない。 IT業界の重鎮たちと自分との距離があまりにも離れてるんだろけど、 重鎮たちの思い描く世界では、IT技術ってのが軽視されているのがよーくわかった。

すでに大手はパートナー企業の技術者がいないと、立ち行かない状況になってるのは明白で、 さらにコスト安ってことでオフショアやって、それにより技術がどれだけ空洞化するのか。

さらにニッポンIT業界絶望論とそれに続くIT業界進化論: 絶望する前に”SIer 2.0”を目指せを読んで。

大手はどんどんさらなる上流へ軸足を移して言っているということ。 これからさらに軽視されるであろう下流の「大手のパートナー企業」と言う立場は、どうなるのか。 「大手のパートナー企業」の一員である自分としては、悲観的になってしまう。 まぁ、パートナー企業として歩んでいく以上、その組織には技術の蓄積はほとんどなくなると言う点で既に悲観的だけど。

確かに自分は技術が目的化しすぎている嫌いはあって、 お客さんと一緒に物を作っていくと言う視点にやや欠けている点はあると思う。 そういう意味で、上流の人のような視点での仕事は尊敬するけど、 下流というものを軽視するってのはまた別の話。

まさに「大手のパートナー企業」ってところで仕事をしている現在、 仮に転職を考えたとしても選択肢が非常に少なく感じる。 妻子を養う身としてはお金も大切。 そうなると、Sierの傘の下ではあるけど、

  • 企業の研究開発部門等の狭き門をねらうか、
  • 「スーパー技術者」としてフリーを目指すか、

もしくは

  • 起業するか、

どの選択肢も自分のスキルではなかなか茨の道やね。 いずれにしてもこの業界に入ったころの、「作ったシステムが動く喜び」を忘れないようにはしたい。