インフラチームにジョブチェンジした


今年を振り返るという意味で、今年からプログラマからインフラチームにジョブチェンジして感じたことを書こうと思います。 本格的には10月からインフラチームで仕事しているので、3ヶ月くらい経った事になります。

自分も既に38才にもなったのでジョブチェンジっていうのはなかなか過酷な道だとも思いましたが、 うちの会社は開発から運用まで一気通貫でやっているので、まだジョブチェンジしやすい環境でした。 むしろアプリケーションの事を余り知らず、低レイヤーしか知らないっていうのは、うちのインフラチームでは通用しないと感じています。

これまでの仕事

プログラマと一口に言っても色々あると思いますが、これまでは基盤寄りの仕事をやってました。 アーキテクチャ考えたり、基盤プログラム書いたり、進捗管理したり。 アーキテクチャを考えたりする上ではインフラにもいくらか足をつっこむので、インフラなんてまったく知らないわけではなかったです。 その点はジョブチェンジには有利でした。 後、Linuxは好きで色々いじってたのでその辺のハードルは低かったです。

インフラチームになってから

タイミングよくプライベートクラウドの再構築に携われました。 仮想化はVirtualBoxとかKVMとかは扱ったことがあったのですが、お遊びとか開発環境とかライトなものでした。 業務で扱う仮想化は、機器もごついし、可用性・信頼性・パフォーマンス、どれをとっても別次元でした。

後は、何気なく使っている用語とかコマンドの理解があやふやだったと痛感する毎日です。 これが一番痛い。ほんとにいろんなことをもっとちゃんと理解するように日々心がけるべきでした。

ちなみにプログラムをまったく書いていないわけでなく、AWS周りのプログラムとかも書いてます。

どんな人がインフラに向いているのか

最近良く考えるテーマです。 技術的な探究心がどうとか言うのは、プログラマも同じだと思うのでもうちょっと心構え的な所で。

  • 石橋をこわれない程度に叩ける
  • 動いて当たり前な周囲の雰囲気に飲まれない
  • インフラを動かしてるのは僕らだよと、そこはかとなくアピールできる

これから

AWSとかWindows Azureを扱った事があるので、パブリッククラウドの経験を生かして、 うちのインフラを飛躍させていきたいなと思います。 特にAWSのストレージ系のサービスは、色々割り切ってて素敵なサービスだと思います。 うまく連携させていきたいです。

あとはchefとかAWSの様々なサービスとか、色々やりたいことは山積みですが、 どうしてもL4より下のレイヤーが弱いことは明白で、そこが弱いままなのはさすがに致命的です。 この弱点を埋めていくのが今後の課題です。


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